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当院での脇汗の治療について

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当院での脇汗の治療について

・ラピフォートワイプ(保険診療)

・ボトックス治療(保険診療、自由診療)

 

〇ラピフォートワイプ(保険診療)

原発性腋窩多汗症に対する治療です。

発汗は交感神経が汗腺細胞に汗を出すように命令することにより起こりますが、
ラピフォートワイプはその指令をブロックし、発汗を抑制します。

一日一回シート製剤を脇に塗布することにより効果を発揮します。
徐々に効果がでるため継続使用することが大切です。

合併症
口喝
皮膚のかぶれ
ひかりがまぶしく感じる、目がかすむ
尿が出にくい 尿の勢いが弱い 尿が近い
体温調整の異常    など

また下記の方は投薬に注意が必要です。
・前立腺肥大症の人
・脇に湿疹や皮膚炎などがある人
・妊婦
・授乳婦
・小児

〇ボトックス治療(保険診療、自由診療)

汗を分泌するエクリン汗腺はアセチルコリンにされされることにより発汗活動が生じます。
ボトックスはアセチルコリンの放出を阻害するため、それを脇に注射することにより発汗を抑制する作用が生じます。
汗の分泌を抑える効果は通常2~3日であらわれ4~9ヵ月にわたって持続します。

保険診療と自由診療がありますが、保険診療となるのは重度の原発性腋窩多汗症の場合です。
保険適応になるかどうか決定するには診察が必要です。

合併症
注射による内出血、痛み
まれに腫れ、感染症状、硬結、かゆみ、疼痛、発疹、アレルギー症状などが出現することがあります
繰り返していると、稀に耐性が生じ、効果が出なくなることがあります
肩ボトックスでは稀に筋力低下が生じる場合があります。

料金

・保険診療の場合

施術料は3割負担でおよそ20000円前後です。

・自由診療の場合
脇ボトックス 49500円→39600円(税込)~ (現在キャンペーン価格で提供しています)

 

(自由診療は自費での治療となります。なお保険診療と自由診療を同時に治療することはできません)

 

〇原発性腋窩多汗症の診断

過剰な脇汗が特定の原因のないまま六か月以上認められ以下のうちに二つ以上が該当

最初に過剰な脇汗が出たのは25歳以下
左右同じように脇汗が出る
睡眠中は脇汗が止まっている
一週間に一回以上過剰な脇汗が出る
家族にも同じ病気の人がいる
脇汗によって日常生活で困ることがある

重症度分類
1 発汗は全くに気にならず日常生活に全く支障がない
2 発汗は我慢できるが日常生活に時々支障がある
3 発汗はほとんど我慢できず日常生活に頻繁に支障がある
4 発汗は我慢できず日常生活に常に支障がある

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