私は子供の頃から鼻が悪く、耳鼻咽喉科に通っていました。鼻水がだらだらと流れて止まらないのが本当につらく、また匂いもほとんどわからない状態でした。
耳鼻咽喉科に通い、手術をうけて、そんな辛い状態が回復したとき、私には世界が色鮮やかに見えたのです。人生が豊かになったと感じ、笑顔になりました。

この経験は、今でも私の原動力となっており、一人一人の人生を豊かにして笑顔にしたい、そういう思いから私は医師になりました。

耳鼻咽喉科勤務時代、専門に特徴のあるさまざま病院で働かせてもらいました。これにより一つの専門に偏るとこなく多方面の知識を深めることが出来ました。

広島県立病院では耳・鼻の手術を、広島赤十字原爆病院では主に頚部の手術を学び、安佐市民病院では部長として、数百件の甲状腺手術を執刀しました。

また患者様との対応においては、手術だけではなく精神的にもフォローし、なるべく少しでも穏やかな気持ちで過ごしていただけるように考えながら勤務にあたっていました。

その当時から、私は「外見の満足」を大切に考えており、手術で顔面にメスを入れる際には切開がなるべく目立たないようデザインするなど、傷の治り・治った後の見た目に妥協せず治療を行なってきました。

そこから「外見の満足」の領域にもう一歩踏み込み、美容の分野を学びます。2012年から抗加齢医学会に入会し、アンチエイジングを学びはじめました。
さらに大手美容外科に勤め、その傍ら休日には東京まで通い、切らないシワたるみ治療を追及する光伸メディカルクリニック、中村光伸先生に師事し、最新の治療やプロフェッショナルとしてのこだわりを学びました。
もともと耳鼻咽喉科で、顔面・頸部の解剖学的知識を熟知し、またそこで培ったさまざまな手術手技をもっていたことが、美容治療をする上でも役立つこととなりました。

こうして得られた知識や技術をさらに磨き続け、耳鼻咽喉科として機能を、美容外科として見た目を追及し、それを私が生まれ育ったここ久留米の皆様に還元し、皆様を笑顔にすることができればと考えています。

満足いく医療で患者様を笑顔にし、その笑顔でスタッフも笑顔になる、そんなクリニックを作っていきたいと思っています。

末長くどうぞよろしくおお願いいたします。