美容診療
オンライン予約

スマートフォンで予約される場合は
QRコードからアクセスしてください。

美容診療 オンライン予約ページへのQRコード
オンライン予約はこちら 18歳未満の方は保護者同伴でお願いします
美容診療 オンライン予約 18歳未満の方は保護者同伴でお願いします 耳鼻咽喉科の診察に予約は必要ありません

【2026年度版】花粉症レーザー治療は「今」が最適な理由

  1. ホーム
  2. お知らせ一覧
  3. おすすめ記事
  4. 【2026年度版】花粉症レーザー治療は「今」が最適な理由

福岡県久留米市のまさあき耳鼻咽喉科と美容のクリニックです。

毎年、春が近づくとともに、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどの花粉症の症状でお困りの方がたくさん来院されます。

2026年の福岡のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、日本気象協会などの予測では「例年並み〜やや多い」程度と見込まれています。(日本気象協会)
「去年よりは少なそうだから大丈夫かな?」と思われるかもしれませんが、元々症状が強い方にとっては「例年並み」でも十分つらい量です。

そこで、毎年つらい花粉症の対策として注目されているのが「花粉症レーザー治療」です。
この記事では、なぜ2026年シーズンに向けて“今の時期”にレーザー治療を受けるのが良いのか、その理由と治療の概要をご紹介します。


花粉症レーザー治療とは?

花粉症レーザー治療は、鼻粘膜(主に下鼻甲介)の表面をレーザーで焼灼し、花粉に対する過剰なアレルギー反応を抑える治療です。

  • 局所麻酔で施行
    麻酔液を染み込ませたガーゼで鼻内を十分に麻酔してから行うため、痛みはそれほど強くありません。

  • アレルギー反応の“主戦場”を直接治療
    鼻内には「下鼻甲介」という、気流を整える棚状の構造物があります。
    ここが花粉に対するアレルギー反応の首座であるため、この部位をレーザーで焼灼することで以下のような効果があります。

    • 鼻水・くしゃみの減少

    • 瘢痕形成による下鼻甲介容積の減少 → 鼻づまりの改善

  • 外来で短時間に終了
    術中・術後ともに出血や痛みはごく軽く、所要時間は両側で約15分と短時間です。

  • 術後の経過
    レーザー後は、かさぶたや粘膜の腫れによって、一時的に鼻水、鼻づまりがむしろ強くなることがありますが、2〜3週間ほどで改善していきます。

  • 持続性
    個人差はありますが、効果はおおよそ1年程度持続することが多いです。


なぜ「今」受けるのが良いのか — 2026年版 3つの理由

1. 飛散開始が「例年並み」 → 準備期間をしっかり確保できる時期だから

2026年のスギ花粉の飛散開始は、九州では例年並みの2月上旬頃と予測されています。

花粉症レーザー治療は、
「花粉が本格的に飛び始める前、症状がまだ軽い(あるいは出ていない)時期」に行うのが最も効果的です。

秋〜冬の、花粉がほとんど飛んでいないタイミングで鼻粘膜の過敏性を下げておくことで、
シーズン中の症状の立ち上がりを抑え、ピークのつらさを軽くできます


2. 粘膜の回復に必要な「3〜4週間」を、花粉が本格化する前に取れるから

レーザー照射後の鼻粘膜では、かさぶた形成や一過性の腫れ・炎症などが起こり、完全に落ち着くまでには3週間程度必要です。

もし、2月以降の花粉が飛び始めてからレーザー治療を受けると、

  • 回復途中の粘膜に大量の花粉が当たりやすい

  • 一時的に症状が悪化したように感じる

  • 「せっかく治療したのに楽にならない」と感じやすい

といった問題が生じる可能性があります。

逆に、今の時期にレーザーを受けておけば

  • かさぶたの時期が花粉シーズン前に終わる

  • 粘膜が落ち着いた「良い状態」で2026年春のピークを迎えられる

というメリットがあります。


3. シーズン直前は予約が埋まりやすいから

花粉情報がニュースなどで取り上げられる1月頃になると、一気にレーザー希望の問い合わせが増える傾向があります。

  • 「症状が出てから慌てて予約しようとしたが、希望日が取れない」

  • 「花粉がひどくなってからレーザーを受けたので、思ったより楽にならなかった」

といった声も少なくありません。

飛散が本格化する前の今の時期であれば

  • 予約の選択肢が多い

  • 術後の鼻処置の通院スケジュールも組みやすい

といった利点があり、余裕を持って治療に臨むことができます。


花粉症レーザー治療を受ける際の注意点

● 必ず医師による診察・相談を

鼻の形態、アレルギーのタイプ、併存疾患や内服薬などにより、レーザー治療が適しているかどうかは人によって異なります。

まずは診察で、レーザー治療が適応になるか、併用した方が良い内服・点鼻薬は何かなどを一緒に検討していきます。

● 術後の鼻処置のための通院が必要です

レーザー後は、

  • かさぶたが分厚くついたまま放置される

  • その隙間に分泌物がたまり、感染の原因になる

といったリスクを防ぐため、術後しばらくは医療機関での鼻処置(掃除)が大切です。

当院でも、

  • 鼻内の状態を確認

  • 必要に応じてかさぶた・分泌物を除去

  • ご自宅でのケア方法の説明

を行いながら、安全にシーズンを迎えられるようフォローします。


まとめ

— 「例年並み〜やや多い」年こそ、油断せず早めの準備を

2026年春の福岡の花粉飛散量は、予測上は「例年並み〜やや多い」程度とされています。

しかし、

  • 毎年強い症状で悩まれている方

  • 内服や点鼻薬だけでは十分にコントロールできない方
    にとっては、それでも十分につらいシーズンになり得ます。

花粉症レーザー治療は、

  • 鼻水・鼻づまりをまとめて改善したい

  • 薬の量をできるだけ減らしたい

  • 仕事や学業に支障が出ないよう、事前に備えておきたい

という方にとって、有力な選択肢のひとつです。


2026年の花粉シーズンを楽に迎えるために

  • 花粉が本格的に飛ぶ前(冬〜初春)

  • 症状が出ていない、あるいは軽い今のうち

に、一度ご相談いただくのがおすすめです。


当院での花粉症治療についてはこちら

一覧に戻る