耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科専門医である院長の20年間積み上げた知識・技術と
最新医療機器による診断治療
広島大学医局在籍時、専門に特徴のあるさまざまな基幹病院で働きました。広島県立病院では耳と鼻の手術を、広島赤十字原爆病院では頚部の手術を、安佐市民病院では部長として、数百件の甲状腺手術を執刀しました。 これにより一つの専門に偏るとこなく多方面の知識を深めることが出来たというのが自分の強みです。特に甲状腺は得意としており、甲状腺腫瘍など頸部腫瘤の診断をつけれるよう、最新のエコーを導入しております。
ぜひ当院を
〇レーザー治療(保険診療)
施行は局所麻酔下におこないます。
しっかりと鼻の中は麻酔液が付いたガーゼで麻酔しますので、痛みはそれほどありません。
鼻内には,気流を整流する下鼻甲介という棚状の構造物がありますが、それがアレルギー反応の首座の部位であるためそれをレーザーで焼灼します。
鼻汁がへり、また瘢痕形成により下鼻甲介容積が減少するため鼻閉にも効果があります。
術中術後ともに出血および疼痛は極軽微であり,所要時間は両側で15分程度と短時間です。
術後にかさぶたや粘膜の腫れにて鼻閉をきたすこともありますが,1~2週間で改善します。
効果に応じて数週間後に再度同様に施術し複数回照射をすることもあります。
〇舌下免疫療法(保険診療)
スギ花粉症やダニアレルギー性鼻炎の治療法のひとつに、アレルゲン免疫療法があります。
アレルゲン免疫療法とは、アレルギーの原因物質を少しずつ投与していくことによってアレルギーを起こしにくい体にしていく治療法です。
アレルゲンを含む治療薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」が行われていましたが、近年では治療薬を舌の下に投与する「舌下免疫療法」が登場し、自宅で服用できるようになりました。
「舌下免疫療法」は、スギ花粉症またはダニアレルギー性鼻炎と確定診断された患者さんが治療を受けることができます。
1日1回、少量の治療薬から服用をはじめ、その後決められた一定量を数年間にわたり継続して服用します。
長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。
症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。
〇ボトックス治療(自由診療)
ボツリヌス毒素はボツリヌス菌によって生成される外毒素です。シナプス前神経終末からのアセチルコリンの放出を阻害することで、神経筋と神経腺の接合部における信号伝達を妨害します。毒素の鼻炎症状に対する効果については、多くの論文が発表されており、鼻腔内ボツリヌス毒素A投与は、鼻の粘膜の神経に作用することにより、鼻汁など鼻炎患者の鼻炎症状を軽減し、効果が長く続く安全で効果的な治療法です。特に他の標準的な治療で効果がなかった患者様への有力な選択肢となります。当院では鼻腔内への滴下の他に、より効果的な粘膜への局所注射治療も行っています。
(自由診療になりますので自費での治療となります。なお保険診療と同時に施術を受けることはできません)
料金 滴下法:¥9,900 局所注射:¥16,500
リスク ・注射による出血、痛み。 ・まれに腫れ、感染症状、かゆみ、疼痛、発疹、頭痛、アレルギー症状などが出現することがあります。 ・繰り返していると、稀に耐性が生じ、効果が出なくなることがあります。 ・脱力感、筋力低下、めまい、視力低下が現れることが稀にあります。
顔面神経麻痺とは表情を作るための筋肉が麻痺して動かない状態を言います。主には目が閉じにくくなったり、口が閉じにくくなったりします。顔面の痛みや感覚の障害ではありません。
頭が原因ではない末梢性の顔面神経麻痺の治療は耳鼻咽喉科で治療しますが、顔面神経麻痺の治療後、発症数か月たってから病的共同運動や顔面拘縮といった後遺症を残すことがあります。病的共同運動とは目を閉じたら意図せず口が動いたり、逆に口を動かしたら目が閉じてすあうような症状のことを言います。また顔面拘縮とは顔面の表情を作る筋肉が短縮してしまっている状態です。それにより目の開きが悪くなったり、口が曲がってしまったりする症状になります。当院ではこれらの後遺症に対してボツリヌストキシンによる治療を行っています。(自費診療となります)
ボツリヌストキシンは筋肉に注射することにより筋肉の動きを弱くする働きがあります。ボツリヌストキシン治療は顔面神経麻痺発症からおよそ一年以上経過した患者様に行っており、原因となっている筋肉に注射することにより短くなっている筋肉を伸ばしたり、病的共同運動を軽減します。
注射の効果はおよそ3から4か月持続し、その後症状に応じて再度施術を行います。
(自由診療になりますので自費での治療となります。なお保険診療と同時に施術を受けることはできません)
料金 ¥55,000
副作用 ・表情がつくりにくい、表情の違和感(例:まぶたが重い、目が開きづらい、目が明けにくいなど)。 ・注射による内出血、痛み。 ・まれに腫れ、感染症状、硬結、かゆみ、疼痛、発疹、頭痛、アレルギー症状などが出現することがあります。 ・繰り返していると、稀に耐性が生じ、効果が出なくなることがあります。 ・脱力感、筋力低下、めまい、視力低下が現れることが稀にあります。